8月に入り、まだまだ暑い日が続きますが、せみの元気な鳴き声にも負けず、終戦記念日(戦没者慰霊並びに平和祈願の日)を迎える今月、世界平和を願い過ごさせて頂きたいと思います。
今月は会長先生より『敬う心と恥じる心』というご法話を通して、八正道の「正行(正業)」(正しい行ない)について教えて頂きました。
〇仏さまからのアドバイス
自分が殺されたり、何かを盗まれたり、道ならぬ関係で苦しむ立場になることを思うと、人さまに対してけっしてそのようなことはできません。
(佼成8月号より引用)
青年総務のお役を頂き、部員さんとご縁を頂く中で、連絡してもかえって来ず、心配することがありますが、振り返ってみると、すべて自分だなと思わせて頂きます。
先日、私はある行事に参加しました。出発する時には、‘行かせて頂きます’とお伝えしたものの、帰って来た時には自分の事ばかりで、待っていて下さる方の事を考えず心配をかけてしまいました。
人や条件のせいにする私ですが、相手の立場に立って、自分がされて嫌なこと、言われて嫌なことはしないように、心がけたいと思います。
〇「正行」が当たり前に
そうであれば、「戒律を守らなければならない」と意識する以前に、いつでも自然に、「苦悩しないですむような行ない(正行)をせずにはいられない」ようになればいいのです。
(佼成8月号より引用)
私は、今年から会社に勤めるようになりました。教会長さんより、仕事に行くにあたって挨拶を大切にと教えて頂きました。
会社に行く道中、今まで挨拶もした事無い方が、「おはよう」「行ってらっしゃい」と声をかけて下さいます。その事が嬉しく、自分からも挨拶をさせて頂こうと思うのですが、なかなかできずにいた私でした。やっと挨拶をしても返事がない時には、聞こえなかったのか、なぜ返事をしてくれなかったのだろうと捉われ、自分からあいさつ出来る日もあれば出来ない日もあり、今までの私ならそこで続かず止めていました。
しかし、‘明日はもっと大きな声でいってみよう’‘近づいて言ってみよう’と挨拶するように心がけていると、少しずつ自分からも挨拶できるようになってきました。毎日の挨拶を通して、挨拶が大事とわかっていても、ただ挨拶をするだけでなく、相手の状況などをよく見てする事が大事と思いました。いつでも自然に出来るよう、続けていきたいと思います。
合掌
滋賀教会 青年総務
(会長先生ご法話 佼成8月号より引用)
当月の会長先生のご法話はこちらからご覧いただけます。