婦人部 憲法カフェを開催しました。

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    日時 平成28年5月25日(水)

    滋賀教会にて憲法カフェをさせて頂きました。
    「憲法カフェ」は、「普段の会話のなかで気軽に憲法について語ろう」と
    「明日の自由を守る若手弁護士の会」(あすわか)が中心となり、
    子育て中のお母さんを対象に全国で展開されています。
    今回、橋本弁護士さんより熱心に教えて頂いた中で、参加されました婦人部さん
    より感想をお寄せ頂きましたのでご紹介させて頂きます。
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    P1070126
    憲法なんて…と思いながらも参加し話を聞くと、みるみる引き込まれていきました。
    最近の選挙関連ニュースでは「消費税」の事がよくあげられている中で、
    実は、憲法がゆるやかに確実に戦前の様に変えられるかもという危機に遭遇
    している事に気付いていませんでした。これってすごく怖いことですよね。
    育児で忙しくて政治になかなか目を向けていませんでしたが、これを機に
    主婦パワー全開で子供達の未来を考え、行動していこうと思いました。
    まずは投票に絶対に行く!を実践し、一票の重みを伝え、正しく理解し
    わたしから発信が大切だと感じた憲法カフェでした。ありがとうございました。
                                   A・A さん
    P1070132
    今なにかとニュースになっている憲法について、ほぼ初めて家族以外の人と
    意見を交換しました。取っ付きにくい話題でしたが、カフェ風の和やかな雰囲気
    の中で、気楽に参加できました。
    カフェでは、憲法が国家権力に制限を課すためにあることを学んだ後
    具体的に自民党の改正案を見ていきました。9条ばかりに目がいきがちですが、
    実は他にも多くの見逃せない変更点があることに驚きました。
    テレビなどである程度聞いていたつもりだったのに…と積極的に知ろうとしないことの
    恐ろしさを感じます。また、このように周りの人たちと話し合うことが、私たちの大切な
    憲法を守ることに繋がるのだと知ることができました。近く選挙が予定されている
    この時期に、自身でよく考えて行動するための示唆を頂いたように思います。
    貴重な機会を頂き、ありがとうございました。
                                   A・O さん
    P1070133
    子供たちが生きる未来が平和であるように、ひとりひとりが考え行動していきます。
    橋本弁護士さん、栗原スタッフさん、本当に有難うございました。
    また、協力して下さった滋賀教会の皆さんに心より感謝致します。
                            合掌
                           滋賀教会 婦人部長

    明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)
    http://www.asuno-jiyuu.com/


    6月「会長先生ご法話」に寄せて

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      田んぼの緑が日に日に濃くなり、日ごと暑さが増してくる季節に

      なってきましたね。

      私は生まれ月が7月ということもあり、これからの季節が私は、

      とても大好きです。


      さて、今月の会長先生のご法話は


         「和合の秘訣」です。


       秘訣とは辞書で引くと、人には知られていない、最も効果的な方法、

      とっておきの手段とかかれてます。和合の秘訣 とてもわくわくすると同時に、

      今まさに
      家庭・社会(職場)で、更に国家、世界の平和にとても大切なこと、

      一字一句をしっかり拝読しました。


         【互いに敬い、礼をもって】


       二つの仏典を引用されご法話頂きました。



      仏典に「教団を栄えさせる七つの原則」という教えがあります。

      「一、しばしば相集まって教えを語り合い 二、互いに相和して敬い

      三、教えをあがめ尊んで、みだりにこれをあらためず 

      四、長幼相交わるとき礼をもってし 

      五、心を守って正直と敬いを旨とし 六、
      閑かなところにあって行ないを清め、

      人を先にし、自分を後にして道に従い 七、人びとを愛し、来るものを厚くもてなして、

      病めるものは大事に看護する。この七つを守れば教団は衰えない」



       仏教では、同信の仲間をサンガといいます。仏教の信者や

      その集まりを意味するインド
      の言葉ですが、日本語ではこれを和合衆と訳します。

      和合、すなわち和らぎ睦みあう仲間のことです。 


      和合する仲間
      この見方を少し広げると、本来は地域全体がサンガであり、

      この七つの原則は、私たちが日常いかに和を築くかを教えていると

      受けとることができます。
       「教え」の部分をさまざまに読み替えれば、

      家庭、社会、国のいずれにおいても、
      みんなが穏やかになり、平和に暮らすための

      教えといえるのではないでしょうか。



      さらに詳しく


      「互いに相和して敬い」や「長幼相交わるとき礼をもってし」は

      生活の基本といえますし、
      「人を先にし、自分を後にして」「来るものを厚くもてなして、

      病めるものは大事に看護する」は、慈悲心に基づく思いやりの実践そのもの

      と教えて頂いてます。


      そして、もうひとつの仏典は
      教団和合の六つの原則」


      「一、慈悲の言葉を語り 二、慈悲の行ないをなし 三、慈悲の意を守り 

      四、得たものは互いに分かちあい 五、清らかな戒めを保ち 

      六、互いに正しい見方ををもつ」


       ここにも大切なことが教えられていますが、ではこの教えをわが身にあてはめて、

      何をどうすることが和合をもたらすのかを考えてみましょう。
      と投げかけて頂きました。




       私の仕事はサービス業で、毎日100名以上のお客さんと

      触れさせて頂いております。まさしく、今月のご法話は私のために、

      「会社を栄えさせる七つの原則」を教えて頂きました。

      スタッフにはお客様第一、(昔こんな言葉がはやりました、お客様は神様です)

      そんな気持ちで接するように伝えておりますが、中には、アルコールが入ると、

      180度変わるお客様もいて、正直、私自身も堪忍袋の緒が

      切れそうになることもあります。まさに、「互いに相和して敬い」・

      「長幼相交わるとき礼をもってし」を、実践する場を与えて頂いてます。

      教えを学んでいなかったら、その立場にいなかったら、

      お客様とは思えない行動をとっているなと、しばしば思います。

      どんなお客様にも、敬い・礼をもって接する事が、必ず会社を栄えさせる。

      その「原則」を教えて頂きました。でも、頭でわかっていても、

      なかなか、実践できないのですが、次の章で秘訣を学びました。




         【慈悲の実践が和をもたらす】



       
      友もなく、僧房に独り病み臥す弟子を見かけ、

      釈尊が看護の手を差しのべられた話が残されています。

      釈尊は「私があなたの友になろう」と声をかけ、

      汚物にまみれた体を清めて、手当てし摩り、洗いたての衣に着替えさせたうえ、

      部屋の掃除までして、体と心に安楽を与えたといいます、


       この釈尊の行動からは、先の「六原則」にある慈悲の言葉、

      行ない、心のすべてが感じとれます。衣を分け与え、

      ともに修行するサンガは平等であることも示されています。

      またこの弟子は、友が困っていても助けないなど、

      それまで自己中心に生きてきたため「独り病み臥す」

      身の上に至ったのですが、釈尊はそうした先入観にとらわれず、

      あたたかくふれあったのです。その結果、弟子は「善心を生じ」

      真の和合衆(サンガ)になったのです。

       


       こう見ると、和合のための六原則は、慈悲心から生まれる、

      身口意三業の活動であることがわかります。慈悲の思いが、実践によって

      人と人の心をつなぐぬくもりを生みだし、それが和合を築くということです。

      和合の「和」には「あたたか」という意味もあるのです。

      つまり、一人ひとりのあたたかな思いやりが、家庭・地域社会・さらには

      国や世界の和へとつながっていきます。国のこと、地域全体のことは

      政治の問題と思いがちですが、論語によると「自分を正し、家を斉えることも政である」

      とあり、和合は私たち一人ひとりの心から
      生まれていくのです。


       では、なぜ和合が大切なのか
      それは、宇宙・人生の一切は大和から

      成り立っていることからもわかるように、自他の命を尊重する最善、最良の手立てが

      和合にほかならないからです。



       
      和合のための秘訣は、慈悲心から生まれる。身口意三業の実践であると

      教えて頂きました。先ほどの酔っ払ったお客様が、もし自分の身内だったら、

      あるいは、愛する彼氏だったら、おそらく先に身体の心配をするでしょうし、

      あたたかい言葉をかけるだろうと思います。それが、自分に関係ない他人だと、

      暴言を吐いたりすると腹が立ってしまうのである。


       でも、他人だと思っている人も、何代か前は親戚だとわかると、あたたかい言葉を

      かけられるに違いありません。釈尊がとられた行動、慈悲心から生まれた

      「六原則」を大切に、家庭、職場で、まず私が、人と人との心をつなぐぬくもりを実践、

      精進してまいります。



                                       合掌

                                     滋賀教会 渉外部長

                           (会長先生ご法話 佼成6月より引用)


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