あけましておめでとうございます。
昨年は滋賀教会発足五十周年をたくさんのみなさま方と迎えさせていただく
ことができとても有難いことと感謝申し上げます。
この五十一年の門出の年に、会長先生から『家族とともに、心豊かに』との
おことばを頂戴し安らげる家庭、思いやれる家族として一年を過ごして参りたいと思います。
私の子供の頃は、正月三ヶ日は屠蘇とお重で家族揃って一年のはじまりの挨拶を
交わしておりました。
核家族が多い現在、家族が全員揃うことが少なくなってきているところも多いのでは
ないでしょうか。
我が家も全員揃うことがなくなり、新たな年を迎えさせて頂けるという心が
薄れてきておりました。
会長先生の一月のおことばを頂戴し、我が家の家庭の在り方を見直してみました。
【家庭は安らぎと救いの場】
との会長先生のおことばを頂戴して全員が揃わないとしても、精神的な安らぎ、
充足感を味わえる家庭にしていつでも迎えられるようにしておくことが大切な
ことだと思いました。
【「家族」を思いやることから】
どのような会話やふれあいが心の豊かさや安らぎを家庭にもたらすのか。
それは家族のあいだの「無財の七施」がポイント。
お金をかけなくてもできる
布施=眼施、和顔悦色施、言辞施、身施、心施、床座施、房舎施の七つ。
とくに笑顔(和顔悦色施)と思いやりのこもったやさしい眼差し(眼施)や言葉かけ(言辞施)が大事。
お金をかけなくても心がけ次第で家族を思いやれる家庭が築けるなんてうれしいことです。
「おはようございます」
「お休みなさい」
「有難うございます」
「いただきます」
「ごちそうさまでした」
と毎日笑顔での挨拶を交わし、家族が勢ぞろいの時にはにぎやかなくつろげる場と
なるように日々の生活の中で心がけていきます。
また会長先生のおことばのなかに、家族、親族だけでなく、あの人も、このひとも、
みんなはおおいなるいのちに連なる兄弟姉妹だから家族の一員、親戚だといわれております。
どこに居ても、どの場においても、「無財の七施」を行じ、地域全体にあたたかな心が
広がりますよう精進させていただきます。
どうぞ本年も多くの会員さん、そしてお友達と一緒に教会へご参拝いただけますよう
お待ち申しあげます。
合掌
滋賀教会 総務部長