平成二十五年次 滋賀教会「成人式」

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    日時  平成25年1月27日(日)10:00〜
    場所  立正佼成会 滋賀教会

    ◎一部:式典 教会長さんから祝辞、記念撮影など
    ◎二部:レセプション 青年部による劇など

    人生の門出を祝う成人式には、色鮮やかな晴れ着や
    スーツに身を包んだ新成人5名が参加しました。
    仏様の前で決意、誓いを深く胸に刻み新成人としての
    第一歩を歩み始めました。

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    平成二十五年次 一月のお言葉

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      「雨ニモマケズ」        

       

      雨ニモマケズ

      風ニモマケズ

      雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ

      慾ハナク

      決シテ瞋ラズ

      イツモシヅカニワラッテイル

      一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ

      アラユルコトヲ

      ジブンヲカンジョウニ入レズニヨクミキキシワカリ

      ソシテワスレズ

      野原ノ松ノ林ノ陰ノ小サナ萱ブキノ小屋ニイテ

      東ニ病気ノコドモアレバ行ッテ看病シテヤリ

      西ニツカレタ母アレバ行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ

      南ニ死ニサウナ人アレバ行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ

      北ニケンクヮヤソョウガアレバツマラナイカラヤメロトイヒ

      ヒドリノトキハナミダヲナガシ

      サムサノナツハオロオロアルキ

      ミンナニデクノボートヨバレ

      ホメラレモセズ

      クニモサレズ

      サウイフモノニワタシハナリタイ

      ―――――――――――――――――――――――――――――――――

      謹んで新年のごあいさつを申し上げます。

      本年もブログを読んで下さる皆さんと共に平成二十五年を迎え

      善き友としてスタートできますことうれしく思います。

       

      一般に仏教では、正月に行なう法要を修正会といい、一月を

      「正しく心を修める月」としています。

      一月の会長先生のご法話は `ありのままに観る` をいただきました。

       

      心機一転の機会

      年があらたまると気持ちもあらたまる思いになります。

      気持ちをきり替える格好の機会であり、みんなが意気を新たに前進

      しようとする日本のお正月は素晴らしいものだと思います。

       

      神社仏閣に初詣されたり、立正佼成会でも新たな年を迎えた

      この日に、世界平和と人類の幸福を祈念して法華経の読誦を

      行ないます。

      新年を無事に迎えることができたことに感謝し、世界平和への

      祈りをこめるとともに、気持ちをととのえ、心新たに精進を誓い

      あいます。

      今年こそはと心を切りかえるいいチャンス!!

      ところで、こうした心機一転の機会も、ものごとの見方や受けとめ方が

      それまでと変わらないとうまく生かすことはできません。

      否定的に受け止めてしまう心、見方をしてしまう心のクセ、

      グチ、不満をついつい口に出してしまう心のクセ、

      私たちは感情をまじえて目の前のできことを見がちです。

      自分にとって都合のいいことは、「うれしい」不都合と

      思えることに出合うと「残念」「悲しい」「腹が立つ」と

      人間の情緒と微妙に関係してこれがときに苦悩の素になります。

      ですから感情をまじえず、ものごとを素直に、純粋に受けとめること、

      それは「ありのままに観る(みる)」ということです。

      すべて変化していく無常、すべてが関わっている無我の法は

      ずっとかわりません。

      その真理、法を学び、味わい、現象を素直に純粋に受けとめると、

      現象に心を振りまわされずにすむのです。

      私の心の中の潜在的な意識までも清めていけるのですね。

      心機一転できるのです。

       

      喜びの光を当てる

      情緒的な人間にとって、真理・法によるこのような見方は、いささか冷たく

      感じられます。

      頭では理解できても、感情の整理がつかないというのが私たちの実態でしょう。

      「ありのままに観る」ことのむずかしさがここにあります。

      仏さまの教えは、智慧と慈悲といわれます。

      真理を観る智慧と同時に、慈悲・思いやりの心で人とふれあうことですから

      目の前の現象はありのまま見定め、一方では思いやりの心を発揮して自他ともに幸せに−。

      それが私たちのめざす菩薩の生き方といえるのです。

      私たちはそれぞれの生活の場の中で慈しみ、思いやりの心を発揮できる自分

      づくり、相手と共に仏道を歩める場があります。

      私たちは、いろいろな悲しみ・つらさ・大変なことを経ない限り美しい花を

      咲かせることはできない。逆に、花を咲かせるためにそういうものが必要で

      ある、という見方に立てば、逆境が訪れたとき、「私は美しい花を咲かせる

      ことができる」と未来に光を見いだすこともできます。

      それもまた、仏の教えを「ありのままに観る」ことにつながります。

      そのように、ものごとを前向きに受けとめていける心の転換こそ、

      法に随って(したがって)生きる大きな功徳といえるでしょう。

      今年の始まりに、しっかりとものごとの見方、受け止め方を、どのように

      受けとめていくか、心をはり豊かになる見方、受けとめ方を、ご法話の中

      から学ばさせて頂きました。

      今年こそ、「いま、ここ、われ」の精神で学んだことを実践して身につけ

      明るく、優しく、温かい人間に成長して参りたいと願って皆さまと共に精進

      をお誓い申し上げます。

      本年もどうぞよろしくお願い致します。

                                  合掌

      教会長  関戸快枝


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