5月のお言葉
新緑の季節となりました。
とってもきれいに咲いていたサクラの花も、
散りましたが、青葉をイキイキとのばしてい
ます。
皆さんの毎日はいかがでしょうか。
今月は、会長先生のご法話、心を開く笑顔か
らユーモア・笑いの効用、笑顔は思いやりを
頂き 今月も元気になって過ごしてま
いりたいと思います。
私達は、どの場においても、人との出会いは
あります。
人と話しをするとき、相手が心を固く閉じて
いると、いくら熱心に語りかけてもその言葉
は相手に届きません。
ある方は、それをお椀が伏せられた状態にた
とえています。
親子、夫婦、社会の中、学校、それぞれの人
間関係で、心が固く閉じてどうしようもない
状況の経験はありませんか?
そこで、会長先生から、心が通いあう、その
とき、笑いやユーモアが大きな役割を果すこ
とが多いようです と教えて下さいます。
つまり、笑いやユーモアは、かたくなな人の
心を開いて人間関係に調和をもたらすととも
に、受け入れ難い現実を受けとめて乗り越え
ていく、柔軟性やしなやかさを心に与えると
いえそうです。
私から、ニコッと笑ってみる。
ユーモアっていう言葉は人間味のある上品な
おかしみという意味です。
そんな言葉を出せたらうれしいですね。
私も相手も心があたたかくなってくる。
笑うことで緊張がほぐれて筋肉が柔軟になり
、もてる力が十二分に発揮されるといわれて
います。
最初は、心がともなわなくても、意識して笑
顔を浮かべていると、やがてそれが自然な笑
顔に変わっていく。身心相即の理(しんしん
そうそくのことわり)で、心も明るく前向き
になるからです。
笑顔ってニガテだと思っても「身心相即」とい
う言葉通り、身を調えると心が調い、心が乱
れると身も乱れます。
ですから、心と形のどちらかでも実行すれば
心も形も調っていくのです(心田を耕やす)P399
今から、鏡を見て、ほほえんでみましょう。
どうですか?
笑顔は無財の人でもだれでもできる布施で
あり、慈悲の実践─「和顔施」であって、思
いやりそのものです。
菩薩の行いです。 この行いをすることで、
あたたかい人間になれます。
「開祖さまに倣いて」のご著書P67に開祖さま
の笑顔について「嬉しくて笑っているとか、
楽しくって笑っているといううのではない、魂
から湧き出る笑顔です。開祖さまの魂がもう
、笑顔なんです」と、おっしゃった方がいまし
た。本当にその通りだと思いました。
と光?さまは、教えて下さっています。
私たちも、魂から湧き出る笑顔になりたいで
すね。
「開祖さまの笑顔は、単なるトレードマークで
はありません。開祖さまのあたたかい笑顔で
私たち皆が心を開いて頂きました。
心を開いて頂いた私たちが、今度はまわりの
方の心を開くような笑顔と言葉で、あたたか
さを伝えていく番です。
笑顔は開祖さまだけの特徴というのではなく
、今度は私たち佼成会員の特徴にしていくこ
とが大切なのです。(開祖さまに倣いてP68)
やさしさや思いやりの源ともいえる笑顔を忘
れず、明るく楽しく精進してまいりましょう。
風薫る五月、家庭においても、地域や社会に
おいても、さわやかにより多くの人に、笑顔
でお出会いできますように素敵な月を過ごしま
しょう。
合掌
滋賀教会長
関戸 快枝
- 2012.04.30 Monday
- お言葉
- 22:25
- comments(0)
- -
- by rkkkinkishiga