1月のお言葉

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    謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
    新たな年を迎えました。
     昨年の東日本大震災は深い傷跡を残し、被災された皆様に心よりお見舞い
    申し上げ、又、奈良・和歌山での台風被害も心痛く思います。
    世界でもタイの水害など自然災害による被害があり、私達は昨年の事を通し、
    目の前の一人ひとりを思いやる心を育み、共に「生かされ、生きるチカラ」を
    発揮させて頂きたいと思います。
    本年もよろしくお願いいたします。
    一月の会長先生のご法話は”テーマをもって生きる”を頂きました。
    一年のはじまりを自らのテーマをもって、今日の私、今月の私、一年の私づくり
    をしてみませんか?
    「どう生きるか」自問する。
     会長先生は「一年の計は元旦にあり」
     仏への道を歩ませていただく私たちにとって、目標やテーマを定める基本
     は、とりもなおさず菩薩行ということになりましょう。
     菩薩行というと特別なことのように思う人がいるかもしれませんが、あまり
     難しく考えることはありません。
     日々の暮らしの中で他を思いやり、人に喜ばれることは何かを考えて自分
     にできることを少しでもさせていただけばいいのです。
     一人ひとりが、自分に合った「目標」や「テーマ」を設定していくことが大切
     だと思います。
     とご法話を頂き、日々の暮らしの中で他を思いやり、人に喜ばれる事を、自らが
     テーマや目標を定めて、自分のものにして生活することが大切だと学ばさせて
     頂きます。
     他の誰かに決めてもらったり、あてがわれたりするのではなく、本来「自分
     はどう生きるか」と自問して自ら定めるのが「目標」や「テーマ」と言えます。
     私がどうなりたいのかが大事ということですね
    息をするように自然に
     時間に流され、漠然とした日々を過ごしがちな私たちにとって、生きる目標
     やテーマを見い出し設定することには、また大きな意味があります。
     私たちの人生は、それぞれ無限の可能性があります。
     「こういう生き方をしたい」と明確にポイントが定まっている人と、そうでない
     人とではものごとに向き合う集中の度合いが違ってきます。
    一日24時間、みんな等しく頂いています。何もしなくても一日は一日です。
     しかし、人間として命を頂いて生まれてきたことは「人の役に立ちたい」と願望を
     持って生まれてきていると学びました。
     どんな状況にあっても、その人はその人なりに、私は私なりに、テーマを持って
     自分の心がけを持ちたいものです。
    道元禅師のエピソードから
     「他は是れ吾にあらず」(他の人にしてもらったのでは私の修行にならない)
     「更にいずれの時をか待たん」(時は今しかないのだ)
     つねに目標に向かってなすべきことに集中でき、そのことに打ちこめるという
     ことと同時に常精進の大切さを教えるエピソードです。
    (くわしくは佼成1月号に道元禅師のエピソードが書かれています)
     私の人生は今しかない。明日から、これから、そのうちでは明確なポイントを定める
     ことができないと思います。
           会長先生から
     「目標やテーマを全うするぞ」と力むことなくあたかも呼吸するようにどんな
     瞬間でも自然にできることが日々のテーマにふさわしいといえましょう。
     感謝を忘れない。怒らない。愚痴をいわない。傍らを楽にする。・・・
     一瞬、一瞬のそうした積み重ねによって毎日を誠実に生きることが、人格を
     磨くすべての人に共通する目標やテーマであり、実践と言えるのです。
    と学ばせて頂き、日々の中で自らの心がけを大事に「今日の私は、今月の私は、
     今年の私はこのように生きよう」とテーマをつくってみましょう。
      テーマをつくったら、いつも目で見て、心に観じるところに掲示して実践してまいり
      ましょう。
     頂いた命をより豊かに、仏さまの教えのもとで ”急がず、息まず” 善き仲間と
     歩んでまいりましょう。

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         立正佼成会の平成24年次テーマは                 
                                                    
                 ”生きがいと喜びあふれる信仰生活” です           
                                             
     滋賀教会 信仰目標は                              
                                                    
    各家ご命日に行こう                    
    ご法話を読もう
    法座に座ろう                                        

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    皆様と共に「明るく・優しく・温かい、私づくり・人づくり」を目指してまいりたいと
    願っています。
                                     合掌
                                     滋賀教会長
                                      関戸 快枝

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