日野連絡所 設立

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     滋賀県蒲生郡日野町の地に、平成二十三年九月一日、日野連絡所のお手配を頂きました。連絡所を拠点に 法華経の教えを多くの方にお伝えし、法の喜びの輪が広がる事を願いに布教に歩かせて頂いています。

     この十一月三十日に、滋賀教会役員十三名が日野連絡所に参拝させて頂きました。c299484a.jpg

    先達の皆さん方が、日野の地で布教して下さったお陰様 と、感謝の思いを深めるとともに、いつでも皆さんが連絡所に来て頂き心の支えとなる様な拠点となっていけるよう、より一層の布教の決意を新たにさせて頂ける一日でした。0102f931.jpg


    十二月のお言葉

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       一年のしめくくりの十二月を迎えました。
      師走というようにあわただしい十二月ではなく、一年をふり返り、自らの
      心をみつめてみる十二月としませんか?
      釈尊が悟りを開かれた十二月です。
      会長先生のご法話は「自らを灯として」を頂きました。
      十二月を一年の終着点から始発点に、明るい希望を来年につなげて
      まいりましょう。
      独り立ち
       釈尊ご自身の入滅の前のお言葉、自灯明・法灯明の教えは
       「私に頼ることなく、あくまでも法を認識し、めいめいが自立 して
       生きることこそ大事である」ということであります。
       とご法話頂きました。
       自己中心の私の考えで生きるのではなく仏さまの教えをしっかり学び、
       日々の生活に生かし、自分の人生を歩むことの大切さを教えて下さっ
       ています。
       私たちは多分気が付かないだけで、すでに自灯明の人生を歩んで
       いると言えるかもしれません。
       会長先生から「釈尊だけが悟りを開き判ったのではなく、皆自分の人生
       を自らを灯明としていますよ。それぞれが生かされて生きて仏さまの教え
       をエネルギーに輝いていますよ。」と気づきを投げかけて下さっている様
       に思います。
      気づきが大切
       ・朝夕の読経の習慣はまさに自分を拠りどころとしている。
       ・「まず人さま」の精神で他に喜びを与える菩薩行も法を拠りどころ
       とし、自らを拠りどころとした実践。
       ・善友がともに心を磨きあう法座は心の転換をはかります。
        一人ひとり自分で苦難を乗り越えているのです。
       と会長先生のご法話の中から私たちの基本信行の”ご供養”や”手取り、
       導き”・”法座”は自灯明・法灯明を実践するチャンスです。
       また別の角度から見ると、各自の特長を生かして目の前のことに
       打ち込み、他に喜びを与えることも自灯明の生き方の一つと言え
       ましょう。と教えて頂きました。
       自分の持ち味を必要なところに生かしていくことも自灯明です。
       笑顔が、やさしい言葉がごく身近なことも周囲を照らす灯明と言える
       と思うのです。
        一方で「他人をたよりとせず」と言う教えに冷たく突き放される印象
       を持つ人がいるかもしれません。
       しかし、私たちはみな生かし、生かされているのですからお互いに
       協力し、支えあうのは当然です。
       東日本大震災で被害にあわれた方々の事を思うと支え合うのは当然です。
       しかし乗り越えていく力も具わっています。
       釈尊は「他を頼らなくとも、みな自ら苦難を乗り越える能力が具わって
       いる」とお説き下さったわけです。
       つまり、本来すでに救われていることに未熟な私たちが気づいていな
       いだけである。ということです。
       そのことに早く気づいて、真理・法を認識し、自覚を持ってどのような
       事にも対応できる者となってほしいと釈尊は願われているのです。
      私たちが日々学び、教えを生活の中に実践していく事がすでに自灯明・法
      灯明の生き方をする訓練となっています。
      ただただ「教えて下さい」と頼ることばかりでは、自らの生きる力となりません。
      釈尊の願われている「どんなことにも右往左往せず、心を乱さず対応できる
      よう自らを灯として生きていけるよう」精進いたしましょう。
       次に来る新しい年が希望で満ちて待ってます。
      善き仲間の一人ひとりが灯となっていくと全体が明るくなります。
      「明るく・優しく・温かく」を深めて、人間としての道を歩んでまいりましょう。
                                           合掌
                                          滋賀教会長
                                            関戸快枝

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