東北支部レクレーションinグリーンパーク山東
- 2011.08.11 Thursday
- 教会行事
- 00:17
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- by rkkkinkishiga
今月は、戦争犠牲者慰霊、平和祈願の月です。
又、お盆のお墓参りや里帰り、夏休みをご家族で過ごされ
る日々もあると思います。
平和を祈り、私達はなぜ生まれてきたかを、会長先生の
ご法話から学んで参りましょう。
今月のご法話は「心を磨く」を頂きました。
○ 経典を“読む”
会長先生から、私たちはみな「心を磨き、人格を磨いて
人に喜ばれる人間になりたい」と願って、人生を歩んで
いるといえるでしょう。
と教えて下さっています。
私達は、尊い生命を頂き、願いを持って生まれ人生を
歩んでいるんだと思うと、生まれがいを感じます。
そして仏さまの心を汲みたいと経文を素直に読誦して
いると、それがそのまま心の栄養になる。
いわば薫染( よい感化を受けること )の作用があると
いえるのです。
と毎日の読経供養から、心の栄養、よい感化を受けて
いることを示して下さっています。
心の栄養を頂ける読経供養を、ご家族や、皆さんで
させて頂きましょう。
ご供養をするなかで経文の心を汲んで釈尊に倣おうと
しているのです。
いかに多くの仏典を読んでも、それが心を磨き日常の
実践に結びつかなければ意味はないといえそうです。
心の栄養、よい感化を受けているのですから自らの心を、
くもらせることなく日々の生活に生かしてまいりたいと
思います。
○ 仏のいのちと一つ
心を磨くというのは「自己をならう」ことといえます。
ではその自己とは何か。
いのちの本源は一つであり、生きとし生けるものすべて
仏性そのものである。
先月のご法話で学びました、親から授かったのは仏心
ただ一つということだと思います。
経典を読み心を磨くというと、それだけで難しく感じる
人もあるでしょうが、大事なのは人を思いやるあたたか
な人間になることです。
苦しんでいる人に、その求めに応じて素直にやさしく手
を差しのべられる------ それが心を磨くことであり、
学びの先にある私たちの実践であると思うのです。
心を磨く助けとなるのであれば、儒教の四書五経や
キリスト教のバイブルや古今東西の名著はもちろん、
現代においては多く人の心を打つマンガなども、
その対象の一つとなり得るでしょう。
心を磨くことを、わかりやすく説いて下さり佳い書を読む
ことも、大人も青年も、子どもたちも実践してみたらいかが
でしょうか?
東日本大震災で被災された方々の心に思いをよせて、
人生の歩みを尊く、願って生まれてきた命を人さまに
喜ばれるように、今月は、読経の中から、佳書の中から
心を磨くことを意識してゆきたいです。
滋賀教会長 関戸 快枝