5月の言葉
木々は若葉を青々とさせています。東日本大震災は大変心痛める大災害ですが、心一つに がんばろう!日本 を合言葉に皆が今までの生活を見直し 苦しみ悲しみを自分のこととして真剣に受けとめて、目の前のことを大事に取り組んでいくことを教えて頂いていると思います。
今月の会長先生のご法話は 「苦手を乗りこえる」です。
皆さんは “苦手な人” “苦手なこと” がありますか?
今月は会長先生から “苦手だな” と思う心を乗りこえる、乗りこえられる方法を教えて下さいました。 “苦手”と思う心は苦手なことがあると思いこんでいる他人と自分を比べたり 勝手な思いこみをしているという二つの自らの思いこみから苦手をつくっているのですよ。と教えて下さっています。
仏さまの教えによれば「一人ひとりみな尊い生命をいただいている。それぞれが与えられた命をいかにして輝かせるかが大事です。」この言葉は降誕会の時に頂いたお言葉です。
だから他人と自分を比べることは何の意味もない、その必要もない。と教えて下さる会長先生のお言葉から一歩ふみ出せますね。 そして、もうひとつの仏さまの教えは「この世は自分の思いどおりにならない」ということです。苦と楽は一つのものである。苦手なことも成長の糧と受け取る心を育てる。 “受けて立つ”ことを教えて下さいました。
大震災の被災地の方々の受けて立つ前向きな姿勢に私たちが勇気を頂きます。
「いやだ」 「いやだ」 と思っていると ますます苦しくなります。この「いやだ」と思う意識は ○ 自分の思いどおりにしたいという自我や ○ 好き嫌いの感情の裏返しです。 とご指導下さり、あれこれと自分で才覚することなく、なにごともまず 「受け入れてみよう」 「実践してみよう」と素直に生きる。実践してみると乗りこえられることがたくさんあります。すると、思いがけない発見や喜びが待っています。苦しい経験も楽しい経験もそれが仏性を磨くうえに欠かせないことを知ると苦手なことがむしろありがたくさえなってきます。とご法話を下さいました。
今月は思いがけない発見がいくつできるでしょうか?思いがけない喜びが待っていてくれます!
今、私達は立ち止まらず「受け入れて」 「実践していくこと」で、苦手は乗りこえられます。
- 2011.04.30 Saturday
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- 23:05
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- by rkkkinkishiga