3月「会長先生ご法話」に寄せて

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     3月5日、教団創立80周年を迎え、さらに100周年に向かうこの月に、ブログの担当を頂き、ありがとうございます。
     4年に一度の冬のオリンピック、平昌オリンピックを観ながら、日本選手のがんばりに感動と元気をもらい、私は今、白内障の手術を終え、病室のベッドでこのブログの原稿を書いています。 Good なタイミングでお手配を頂きました。
     
    教団創立八十周年を迎えて
    『地域の人びとと共に、幸せに』
     
    〇多くの菩薩が住む街に
     「究極の目標は世界人類の救済にあろうとも、あくまでも身近のことをおろそかにせず、まず目の前の一人を救い、おのれの家庭を調え、地域社会の浄土化へ進むという、着実な歩みも忘れてはならない」(昭和六十三年・三月号)
     創立五十周年の年に示されたこの決意を、私は、節目の年を迎えて新たな一歩を踏みだそうとするいま、あらためてかみしめています。
     以前、私は「(地域の)みんなが幸せになることによって、私たち佼成会会員の幸せもある」と申しました。「地域社会の浄土化」とは、そこに住む一人ひとりが、自分の幸せだけではなく、地域の安寧やみんなの幸せという、いわば公のことに意識を向けながら、生活の一つ一つをおろそかにしないで明るい家庭を築いているということです。現実社会という娑婆も、こうして常寂光土となるのです。
     開祖さまは、よく「地域のお役は喜んで受けなさい」ともいわれましたが、自分の住む地域のために力を尽くし、隣近所に困っている人がいれば寄り添い、悩みがあると聞けば話をよく聞かせていただく。そういう菩薩のような人がたくさん住む地域にしていくことが、みんなの幸せを願う私たちの理想ではないでしょうか。 (佼成3月号より引用)
     
     私の住んでいる地区は、50軒弱の小さな集落です。現在私は、私の両親と妻、長男夫婦、長女、三男の8人家族で暮らしています。昨今には、田舎でもめずらしい大家族です。
     私は、勤めの傍ら、6haの田んぼを仕事とお役の合間をぬってしています。
    小さな集落でもあり、住民参加型の作業や行事など昔ながらの伝統が受け継がれている、又、住民同士のつながりのある地域でもあります。
     私が結婚した頃は、長男は家を継ぐということが当たり前の時代でしたので、子ども達が大勢いたものですが、現在では、集落内に小学生までの子どもが3人のみという超高齢化が進み、平均年齢が65歳と過疎化の一途をたどっています。
     ですから、地域の役もいろいろとさせて頂いております。今では、息子も地区の役を頂き、又、休みの日には、少年少女スポーツ教室のコーチをして、明るく楽しく、活動をしています。
     両親も高齢となり、認知症が進み、パジャマのまま、フラッと外に出て歩いている父を見つけて下さり、近くの方が連れて帰ってきて下さったり、実家に帰ると言って歩いている母を連れて帰ってきて下さったりと地域の皆さまのあたたかい支えのおかげさまで、日々を送らせて頂いています。こうして、地域の皆さまがあたたかく見守って下さるのも、両親が今までコツコツと地域の皆さまと共に一生懸命生きてきた証しだと思っています。
     
    〇ぬくもりを家庭から地域へ
     窓から明るい灯がこぼれ、凍てつく夜も家のなかは笑顔とぬくもりにあふれている―そういう、だれもが帰りたくなるようなあたたかな家庭が、一軒ずつふえていくイメージです。
     そして、その最初の一軒は、みなさんのご家庭です。家族がみんな仲よく、それぞれが敬いと親愛で結ばれて、心安らいでいる。爐錣家″をそういう家庭にすることが、地域全体の幸せの始発点になるのです。
     なぜなら、地域や近所の人のことを思うみなさんの気持ちは、たとえば道の掃き掃除をするときでも、自然に隣の家の前まで掃いておこうという行動となってあらわれるからです。散歩の際には、たとえ見知らぬ人であっても、元気に「おはようございます」「こんにちは」と、自分からあいさつをすることでしょう。そうして少しずつ人と人とが和み、自他の心が耕されていくことで、共に地域を照らす仲間―菩薩もまた少しずつ生まれるのだと思います。
     また本会には、各地域に教会道場があります。信者のみなさんにとってのオアシスであるばかりでなく、どなたにとっても身心が休まる場所であることが望まれます。ただ、それには私たちが率先して地域にはたらきかけることが大切です。「出入口」という言葉が示すように、まずこちらから一歩を踏みださなければ、入ってきてはいただけないのです。そのことを踏まえ、ぜひ地域のみなさんと一つになって、街全体をオアシスのようにしていただきたいと思います。家庭の幸せを始発点として、地域のみんなが仲よく過ごすことは、大きな平和への一歩でもあるのです。(佼成3月号より引用)
     
      我が家は、それぞれが毎日忙しく過ごしていますが、夜になると一同が揃い、今日の出来事を話したりとにぎやかに食卓を囲み、明るく、楽しい生活を送っています。地域の皆さまが″いいね!″と言って下さる様な家族を目指しています。
     今年の寒修行は、雪が降り、沢山積もりました。雪をあけないと皆が仕事に行けません。寒修行にも行けません。我が家の子供達が小学生の頃は、雪が積もると集落の自警団が集落内の通学路の雪をあけるというのが習慣でした。
     今では通学をする子どももなく、そのようなことはありませんが、今年の寒修行は一日だけ、雪あけ修行をさせて頂きました。普段は自分の家の回りをあけるだけで精一杯ですが、寒修行のおかげさまで早起きをしたので、朝の5時前から自分の家、そして隣、また隣と雪あけをし、すがすがしい朝を迎えました。
     これからも、皆さんに喜んで頂けるような行いを一つ一つ真心をこめてさせて頂き、ここに住みたいな、ここに住んでいてよかったなと思ってもらえるオアシスのような地域作りに貢献していきたいと思っています。
    合掌
            滋賀教会  壮年部長
     ( 会長先生ご法話  佼成 3 月号より引用)
    当月の会長先生のご法話は こちら からご覧いただけます。


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