平成30年新年のご挨拶(会長先生ご法話に寄せて)

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     皆さま、明けましておめでとうございます。

     昨年は滋賀教会のメインテーマ「『明るく、優しく、温かい』自分・家庭・仲間づくりができる滋賀教会 〜つながろう!私から。つなげよう!大切なあの方に〜」のもと、今までのご縁を深めることはもちろんのこと、新たな出会いも頂いた一年でした。皆さま誠にありがとうございました。

     本年は教団創立八十周年の記念すべき節目の年です。その年に会長先生から次のような信行方針を頂戴しました。

     

     天地自然は、一瞬もとどまることなく、創造、変化を繰り返しています。私たちもまた、天地の道理の如く、停滞することなく、何事に対しても、日々新たな気持ちで取り組んでいくことが大切であります。

     今年、本会は創立八十周年の節目を迎えました。その今日に及ぶ歴史の礎は、開祖さま、脇祖さまをはじめ、先輩の幹部の皆様、信者さんの寝食を惜しまぬご尽力によって築かれてきたものです。

     この記念すべき年に当たり、教団創立百年に向けて、一人ひとりが、創造的な歩みを進める確たる志をもって、そのご恩に報いてまいりたいと思います。

     

     信行方針の中では、先達に恩返ししていく大切さと同時に、組織も個人も、常に「創造」を志すことの大切さを教えていただきました。滋賀教会は、来年発足55周年を迎えます。このような時こそ、私たちは心を合わせ信行方針に取り組んでまいりたいと思います。

     

     さらに年頭法話にて、「いま自分が、いかに恵まれているかに気づき、一見(いっけん)不都合と思われることの中に、仏さまの説法を見いだしていくこと。自も他も共に救われることが、真の幸せであることに気づくこと。つい頼ってしまう信仰から、主体的で、自立した信仰へと生まれ変わり、『自灯明・法灯明』を胸に精進していくこと。端的(たんてき)にいえば、これが釈尊の教える本質的な救われであり、『心田を耕す』ということであります」教えてくださっています。

     その「自灯明・法灯明」を具体的に教えてくださったのが、佼成1月号の会長法話『明るく、朗らかに』であると思います。

     私たちは新しい年を迎える中で、同じ一年を過ごすのであれば、充実した、有り難い一年をすごしたいと願っています。それではどのような心で、何を大事にしていけばいいのでしょうか。そのことに対して会長先生が次のようにお示しくださっています。

     

    『明るく、朗らかに』

     

    ○自らを灯として

     それぞれに思うところ、期するものがあると思いますが、だれにも共通するのは、一年をとおして明るく、朗らかにすごしたいという願いでしょう。

     そうであれば、ぜひ忘れずにいたいことがあります。それは、私たちに生きるエネルギーを与えてくれる太陽のように、まずは自(みずか)ら明るく朗らかになって、人を和(なご)ませ、喜ばせることです。ときには人に励まされ、他の人の明るさに癒(いや)されることもあるでしょうが、自ら明るく朗らかに生きる ― それが大切だと思います。

     

     私たちの共通する願いは、一年を明るく、朗らかに、心にこだわりがなく晴れ晴れとしてすごすことであり、そのためにはまずは自分自身が明るく、朗らかに、人を和ませ、喜ばせていくことが大事になっていきます。

     それでは、その「自ら」という気持ちはどうしたら発揮できるのでしょうか。

     

     自灯明は「自らを灯(ともしび)として生きる」ということですが、それは「何にも左右されない確固たる生き方の芯(しん)がある」ということです。そしてその「芯」となるのは、自分を含むすべての人が、かけがえのない命を、いま・ここに・自ら生きているという揺るぎない「信念」で、いま命あることへの「感謝」が、芯を明るく灯(とも)しつづけるのに必要な「油」といえるのではないでしょうか。

     

     年末、用事を済ませた後、時間があったので献血に行ってきました。献血ルームには若い女性やスーツ姿の壮年など56人の方が待っていました。その姿を見て何とも温かい気持ちになりました。年の瀬が迫ったこの時期に献血をする人の姿を通して、各々がそれぞれの生き方の「芯」に、いま命あることへの「感謝」という「油」が温かさと明るさを灯して輝いているように感じました。

     それでは、何にも左右されない生き方の芯をもつ私たちは、さらに何を精神的支柱にしていけばいいのでしょうか。

     

    ○法をよりどころに

      明るく、朗らかに生きるというとき、陽気な性格や環境に恵まれていても、いなくても、要は何を心の芯に据(す)えるかが大事で、私たち仏教徒にとっては、それが仏法(ご法)であることを、この小沢(道雄)師が明快に示してくださっているのではないでしょうか。そしてこれが、法を灯として生きる ― 法灯明でありましょう。

     また、見方を変えれば、ほんとうの明るさ、朗らかさは、苦悩を突き抜けた先にあるともいえますが、苦悩を突破するには、先に述べた「生き方の芯」とともに、さまざまな思わくにとらわれないで心を一つに向かわせる「志(こころざし)」をもつことが大切です。

     

     私たち仏教徒にとって、心の芯、あるいはバックボーン(背骨、精神的支柱)と表現してもいいと思いますが、その中心に何を据えるのかは仏法(ご法)であることを教えて頂きました。

     そして目標を一つに絞り込んで、集中して取り組み、その志にしたがって目の前にあることの一つ一つにていねいに向きあっていくことの大切さを教えていただいたように思います。

     

     信行方針の中に示されている、「私たちもまた、天地の道理の如く、停滞することなく、何事に対しても、日々新たな気持ちで取り組んでいくことが大切であります」を思い出し、自立した信仰者になっていくように、自分の心田を耕すことを大事にしながら、/佑里擦い砲靴覆ぁ⊂魴錣里擦い砲靴覆ぁおこらない。ことを実践していきたいと思います。 

     

     滋賀教会としては、メインテーマ「『明るく、優しく、温かい』自分・家庭・仲間づくりができる滋賀教会 〜つながろう!私から。つなげよう!大切なあの方に〜」を本年も掲げました。このメインテーマをもとに、人材育成(人を植える)ということに全力を注ぎ、創造的な歩みができるように工夫を凝らし、心を合わせ精進していきたいと思います。

     

     私自身、目の前の方に喜んでもらえる存在になりたいと思います。具体的には、たくさんの方に自ら出会い、目の前の人を大切に、さらに不都合と思うような相手の話もていねいに聴き、「有り難し(ありがたい)」「感謝(ありがとう)」を日常生活の中で伝えていくことを、精進してまいります。

    今年一年どうぞよろしくお願い申し上げます。

                                         合掌

      立正佼成会滋賀教会 教会長 後藤益巳

      (会長法話 佼成1月号より引用)

    当月の会長先生のご法話はこちらからご覧いただけます。



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